過去の法話へ | ||
「御礼」 「お知らせ」など |
||
「御礼」 焼八千枚護摩を修行した道場が急に無くなり、皆様におかれましては多くの心配とご迷惑をお掛けしました。またお心遣い、清掃、仏具の修復など、沢山のお力を頂きましたこと、本当に感謝しております。これからも、一人でも多くの方のお役に立てられるよう修行専念し精進する所存です。 泰教 九拝 「R阿闍梨より」 太平洋戦争の時もそうでありましたが、国の大事や社会、政治が荒れる時には神社仏閣では「かたを示す」といって、何かが起こるものといいます。この度のことも、誰も怪我なく大事とならなかったということは何かの身代わりとなって下さったということであり、また新しく生まれ変わり、その努力をする時であることを神仏が示していらっしゃるということでしょう。曼荼羅(仏の住まわれる場所=お祈りをする場所)というものは、何度も建立するものです。むしろ作れば作るほど良いと言われます。 ただ菩提心さえあれば、いつ如何なるときでも出発出来るのです。何度でも。 「行者さん、信者さまの談話のなかより」 無くしたものも大きかったのですが、それよりも得られたものでずっと大きなものがありました。 隨求菩薩さまが最後に、私たち(信者さま、行者)の燃え切らないもの煮え切らないもの悪い業などを全部きれいにしてくださったのですね。 必要なことを私たちに教えて下さるために、いつも仏さまは身を呈してまでして教えてくださる。そのことに気付かないといけないし、こんな全身全霊で私たちのことを愛し、大事に想って下さっている仏さまに対して私たちはもっと信心を深く大切にしなければならないのでしょう。ですから、この度の気付きや教えをもって反省懺悔と共に一層それぞれの人生における課題に対しての精進努力が必要なのではないでしょうか。 弘元寺のお大師さまはその人に足らないものをちゃんとポイントをしぼって絶妙なタイミングで示し教えて下さる。心情的にそれに向き合うことは怖いこともあるけれど、そういった時にまたお大師さまのありがたさに気付けます。 ○来月ご縁日までのお祈り行事予定 ※荒神さまのお祈り日 弁才天さまのお祈り日が変更されています。 ※また毎月27日に荒神さまを固定していましたが、暦の関係から毎月日にちが変わりますので随時ご確認下さい。心を静め、坐禅瞑想しましょう。住職さんが瞑想誘導してくださいます。 ※来月第一日曜から滝修行を再開します。朝6出発。 ※お遍路に行かれず、お寺の水子供養に参加の方、 11時半頃からお寺のさくらでお花見をしようと思います。おにぎりなど持参下さい。雨天は中止。 3月31日 20時 荒ぶるものを落ち着かせる、荒神さま 4月2・3日 住職さんと参ろう、四国遍路 3日 10時 水子供養・お地蔵さまとお花見 3日 20時 教えも下さる、毘沙門天さま 4日 20時 何でも融通、弁才天さま護摩 11日 23時 家を豊かに、大黒天さま 21日 20時 お大師さま縁日の護摩 ○不浄除け、うすさま明王の御札 500円~ トイレに貼りお祀りしましょう。 また近年は台所のゴミ箱付近にも貼ると良いと言われます。 贅沢な生ゴミが増えたことからお腹を空かせた餓鬼さんがゴミ箱にも集まるようになってきたというお話を時折聞くようになりました。餓鬼さんは浮かばれない小さな霊のような方々です。ガヤガヤと騷がれては大変ですので、うすさま明王の御札を貼り、ご真言を唱え、家の中を浄めていただきましょう。 また可哀相な追い出された餓鬼さんはどうなるのか。ただ先祖さまに供えたお水ではなく、仏前(仏さまの前)に供えたお水というのはお経ご真言と共に仏さまの息がかかっていますから、 「すべての衆生が救われますように」と念じながら庭の地面に撒きます。 すると餓鬼さんなどに自然と施されることになります。また自身の功徳積みともなりますからどうぞ実践なさって下さい。 ※衆生とは六道の世界に生きる迷えるすべての存在のこと ※六道とは地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天 |
||
平成28年3月21日 南無大師遍照金剛ありがとうございます。 |